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大腸内視鏡検査とは?ENDOSCOPE

大腸内視鏡検査はなぜ必要か?NECESSITY

日本では大腸がんが増えています。特に部位別(胃癌、肺癌などの場所別)死亡率の統計では、女性で一番多い癌が大腸癌となっております。また、男性でも増加傾向にあります。

日本では大腸がんが増えています

日本では大腸がんが増えています

「国立がんセンターがん対策情報センター」の統計によれば、2008年の統計では結腸と直腸を合わせた大腸がんによる死亡数は国内では3位となっています。このように、大腸がんは癌の中でも恐ろしいものになっています。
また、癌疾患全体に言えることですが、加齢とともに、癌になる割合は増加します。特に50歳以降は急激に増加する傾向があります。
40歳を過ぎたら、癌に対する警戒が必要です。

大腸がんができる過程

大腸がんができる過程

大腸癌のほとんどは、ポリープ(腺腫という良性腫瘍)が悪性化・癌化したものです。つまり、ポリープは「前癌病変」(癌になりうる病変)と捉えています。実際にポリープのうちに切除することで、大腸癌の発生率が著明に減少したというデータがあります。ポリープの段階で発見・切除することは大腸癌の可能性を下げる効果があるのです。ただし、ポリープの段階ではほとんど症状はありません。便潜血検査でも、100%見つけることは出来ません。そのため40歳以上の方には、定期的に大腸内視鏡検査をお受けになることをお勧めしています。
また、若い方々にはクローン病や潰瘍性大腸炎などの炎症性腸疾患(IBD)が増えています。これらに対しても直接観察でき、生検も可能な大腸内視鏡検査が診断に有用です。

大腸検査の必要性

大腸検査の必要性

大腸癌は自覚症状が出たときはかなり進行している場合が多いのです。ですから、早期発見が最も重要なポイントになります。そのためには、定期的な検査が必要です。
大腸がんを早期発見するには、大腸内視鏡検査が最も確実な検査方法です。ぜひ、一度検査を受けてみてください。

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