4月28日から5月4日:献立表〔常食〕

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入院中の患者さま向けの献立案内です。

以下の日付をクリックしてご覧ください。

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治療食は一部メニューが変更になります。ご了承ください。

豆類.png

早いもので4月も残りわずか、若草が萌えだす季節になりました。

突然ですが、近年腸活のキーワードとして注目を集めている「発酵性食物繊維」をご存じでしょうか?

食物繊維は水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の分類の他に、腸内での発酵のしやすさで「発酵性食物繊維」と「非発酵性食物繊維」にも分類することができます。食物繊維が腸内細菌により分解され短鎖脂肪酸を産生することを「発酵」と呼び、短鎖脂肪酸は悪玉菌の増殖を抑制したり、腸内の免疫機能を高めるなど体の機能に様々な良い影響を与えることが分かってきています。

発酵性食物繊維が多く含まれる食材には、「穀類(オーツ麦・玄米・もち麦・押し麦・全粒粉)、果物、豆類、根菜類(ごぼう)、海藻類」が挙げられます。他にも発酵性食物繊維と同じ働きをする「難消化性でんぷん(レジスタントスターチ)」があり、豆類、冷やご飯、冷やしたじゃが芋やさつま芋などに多く含まれています。

発酵性食物繊維の種類によって腸内での発酵場所が変わるため、色々な食物繊維を毎日継続して摂ることが大切です。

今週はビーンズサラダのレシピを紹介します。今回のレシピで使用する「ミックスビーンズ」は発酵性食物繊維を手軽に摂れる便利な食材です。ぜひ取り入れてみて下さい♪

〔 ビーンズサラダ 〕

ビーンズサラダ.jpg

材料(2人分)(一人分の食物繊維量 3.4g)

ミックスビーンズ(缶詰またはドライパック)50g、ツナ水煮缶 20g(1/2缶)、玉ねぎ 10g、マヨネーズ 18g(大さじ1.5)、塩こしょう 適量

【添え野菜】トマト 40g(くし切り2個分)、レタス 20g

作り方

1、玉ねぎはみじん切りし水に5分程さらし水気を切る。トマトはくし切り、レタスは食べやすい大きさに切る。ツナ缶は調味液を軽く切っておく。

2、ボウルにミックスビーンズ、ツナ、玉ねぎ、マヨネーズ、塩こしょうを入れ混ぜ合わせる。

3、皿にレタスを敷き、2を盛り付けトマトを添える。