入院中の患者さま向けの献立の案内です。
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《 今週のおすすめレシピ 》
2023年も残りわずか、年の瀬になり忙しい日々をお過ごしの方も多いかと思います。年末年始は帰省や旅行、お正月と生活習慣や食生活が乱れ腸内環境も崩れやすい時期。今日は年末年始・お正月の食事の注意点をご案内するので参考にしてみてください♪
①日頃の生活リズムを崩さず、バランスの良い食事を心がけましょう。
年末年始は外食やお餅、おせちなど普段より食事量が増えて、生活リズムが不規則になりがちです。できるだけ3食食事する時間を決める、野菜やきのこや海藻類を意識して摂る、みかんやお菓子などは目のつきにくいところに置くなど工夫しましょう♪寒くなるとつい水分補給を忘れてしまいがちですが、暖房が効いた部屋にいると気づかぬうちに脱水していることも。。。ノンカフェイン飲料でのこまめな水分補給もお忘れなく!
②おせちの注意点
なますやごぼうのたたき、煮しめなどは食物繊維が豊富でおすすめですが、おせちは日持ちさせるために味付けが濃い目なので、少量ずつ腹八分目で楽しみましょう!
③お雑煮の注意点
ごぼう・大根などの根菜類、きのこ類、里芋、長ねぎをたっぷり入れて、食物繊維不足を解消しましょう。当院でも三が日の朝食に具沢山のお雑煮をご用意しています。切り餅は2個でご飯1膳分(約150g)と同じカロリーになります。焼く前に食べる個数を決めて食べ過ぎないように気をつけましょう!
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今週はお正月の縁起物のひとつ「松風焼き」のレシピを紹介します!表面だけにケシの実をまぶすことから「隠しごとなく正直に1年を過ごせるように」という意味が込められているそうです。当院ではケシの実の代わりにいりごまをのせ、食物繊維を強化した松風焼きをご用意しています。正月料理のレパートリーのひとつに増やしてみてはいかがでしょうか♪
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〔 松風焼き 〕
材料(4人分) (一人分の食物繊維量 2.6g)
鶏ひき肉 250g、豚ひき肉 150g、玉ねぎ 80g(約1/2個)、椎茸 4個、パン粉 16g(1/2カップ弱)、油 適量、青のり 適量、白いりごま 適量
【調味料】みそ 12g(小さじ2)、砂糖 4g(小さじ1強)、みりん 8g(小さじ1強)、醤油 6g(小さじ1)
【付け合わせ】長ねぎ 120g、醤油 2g(小さじ1/3)
作り方
1、椎茸と玉ねぎをみじん切りする。付け合わせ用の長ねぎは3cm程の食べやすい長さに切り焼き目が付くまで焼き、醤油をからめる。
2、鶏ひき肉、豚ひき肉、玉ねぎ、椎茸、パンと調味料をボウルに入れ粘り気がでるまで混ぜ合わせる。
3、天板にオーブンシートを敷き油を薄く塗ったら、2の肉だねを2cm位の厚さになるように広げて四角く成形する。表面を平らにし、青のりといりごまを半分ずつふる。予熱しておいたオーブン180℃で中に火が通るまで20分程焼く。
※オーブントースター200℃(1000w)15分程度、または耐熱容器に肉だねを敷きラップをふんわりかけ、600wの電子レンジで7分程火が通るまで加熱でもOK!
4、よく冷ましてからバットからだし、末広型に切りわけ竹串などに刺す。
※扇型や八は一側に広がっている様が末広がりで縁起が良いとされており、末広型に切ると華やかに仕上がります!