入梅の季節となり、木々の緑が日ごとに色を深めていますね(^^)
いかがお過ごしですか。
雨の多いこの時期は、大雨による災害が発生しやすい時期でもあります。非常用物資の見直し、避難経路の確認、家族との連絡方法を決めるなど、日頃から十分な備えをしましょう。
そして、日ごとに増す暑さ、この高い湿度・・・熱中症にも注意が必要です。
その熱中症の要因のひとつが、暑い中使用するマスク。感染症予防のためには必要不可欠なマスクですが、暑さの厳しい場所では熱中症のリスクを高めます。屋外などで人との距離が十分取れる場合には、マスクを外しましょう。
さて、今回のテーマは『 梅雨の時期の体調管理 』
この時期に多く見られる体調の変化として、体のだるさ・頭痛・めまい・むくみ・下痢・便秘・食欲不振などがあげられます。これらの症状は、高温・多湿・気圧の変化などが原因となることから、「気象病」ともよばれます。
●湿度が高い⇒体内の水分が汗や尿として排泄されにくくなる⇒体内に余分な水分が溜まる
⇒むくみ・食欲不振・頭痛・下痢など
●低気圧や薄暗い日が続く⇒自律神経が乱れ、副交感神経が優位になる⇒体が常に休息モードになる
⇒だるい・頭痛・めまい・疲れやすいなど
これらの症状の予防・対策として重要なのが食事です。
(1)発汗を促す食材をとる・・・生姜・香味野菜・温かい料理など。
(2)カリウムを多く含む食材をとる・・・瓜科の食品(きゅうり、冬瓜、ズッキーニ、スイカ、メロンなど)・とうもろこし・海藻類・きのこ類・豆類・ハトムギなど。もちろんその他の野菜や果物にも含まれています。
生野菜サラダのような冷たい料理ばかりでなく、温かい料理で食べることで胃腸の働きを助けてくれます。ゆでこぼさずスープなどにするのもおすすめです。また、加熱することでカサが減り食べやすくなり、食物繊維もしっかり摂取することができます。
栄養科のブログ「夏野菜を食べよう♪」 「ショウガを食べませんか?」でもいくつかご紹介しています。ぜひご覧ください
※カリウム制限を指導されている方はかかりつけの医師や栄養士にご相談ください。
(3)冷たいものをとりすぎない・・・冷たい飲み物や食べ物をとり過ぎると、胃腸の動きが鈍くなり消化不良の原因となります。氷を入れない常温の飲み物を選ぶなど工夫し、1日1~1.5Lの水分補給を心がけましょう。
他にも、生活習慣で心がけたいのは、規則正しい生活(特に起床時に太陽の光を浴び体内時計をリセットすることがおススメ)と休養、ウォーキングやストレッチなどの適度な運動です。
以上のことなどに注意し、体調を整え梅雨を快適に過ごしましょう。
昨今の情勢の中、様々なことが起きそれがニュースとなって私たちの目や耳に飛び込んでくると、情報過多となってストレスを感じてしまうことも。
時にはテレビやインターネットから離れることも必要です。好きなことをする時間を作ったり、植物や動物などほっとするようなものを見たり、音楽を聴いたり・・・・・少しでもストレスを軽減できる方法を見つけられるといいですね。
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