秋の味覚を楽しもう♪

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みなさん、こんにちは!秋.pngのサムネイル画像

10月も後半に入り、秋の涼しさが感じられるようになりました。当院のある横浜では、金木犀の甘い香りが漂い始めています。

ちょうど今の時期、つまり『季節の変わり目』は体調を崩しやすい時期でもあります。「ついこの間まで汗ばむ陽気だったかと思えば、急に肌寒い」「日中と朝晩の寒暖差が大きい」・・・このような急な気温の変化は、身体に大きな負担をかけることに。体調を崩してしまう方も少なくないはずです。

そんな季節だからこそ、食生活を見直してみませんか?

味・栄養価ともに優れた旬の食材を取り入れてみませんか?

今回は『秋の味覚』のご紹介です。

『秋の味覚』といえば・・・新米・ごぼう・れんこん・きのこ・さつまいも・じゃがいも・かぼちゃ・栗・ぶどう・柿・梨・りんご・キウイフルーツなどがありますね。

ごぼう、れんこん等の根菜類・きのこ・さつまいもは食物繊維が豊富で、当院では毎日と言っていいほどメニューに登場します。食物繊維は腸内環境を整え、免疫力を高める効果も期待できます。

ご家庭でも作りやすいメニューをいくつかご紹介します!

◎さつまいものゴマ和え◎ さつま芋ゴマ和え.JPG

(材料 2人分) さつまいも60g 砂糖4g(小さじ1強) 醤油4g(小さじ1弱) 黒すりゴマ小さじ2(お好みの量)

1.さつまいもは1センチ位の厚さで半月切り(厚さも大きさもお好みで。さつまいもの太さによっていちょう切りでも輪切りでもOK)にして、加熱する(ゆでる・蒸す・電子レンジを使用する等)。

2.調味料と黒すりゴマを合わせておき、1のさつまいもと和える。

◎根菜サラダ◎ 根菜サラダ.jpgのサムネイル画像

(材料 2人分) ささがきごぼう40g スライスれんこん20g きゅうり10g スイートコーン(缶)20g ミックスビーンズ(缶)20g ツナ缶適量 市販のゴマドレッシング20g(大さじ1と1/3) マヨネーズ10g(大さじ2/3)

1.ごぼうとれんこんをゆでて冷ます。(ごぼうとれんこんはカット済みの商品を使用してもOK)

2.きゅうりは千切りにする。コーンとミックスビーンズは缶から開けて水を切っておく。

3.ボールに全ての材料を入れ、混ぜ合わせる。

◎豚肉とさつまいものみそ煮込み◎さつまいもと豚肉の味噌煮込み.jpg

(材料 2人分)豚ももスライス150g さつまいも60g 板こんにゃく100g 生姜適量 みそ12g(小さじ2) 醤油6g(小さじ1) 砂糖6g(小さじ2) みりん6g(小さじ1強) 酒4g(小さじ1弱) 油適量万能ネギお好みで

1.さつまいもは太さによって半月切りやいちょう切りなど食べやすい大きさに切り、加熱しておく。(薄いと煮崩れてしまうので厚めに切ったほうがよい)。こんにゃくは食べやすい大きさにスライスしたり、手でちぎってもOK。

2.鍋に油を熱し、生姜・豚肉・こんにゃくを炒める。豚肉に火が通ったら1のさつまいも砂糖・みりん・酒を入れ煮る。最後に醤油・味噌を入れ煮込む。(味噌を入れてから煮込みすぎると風味が飛んでしまうので注意)

3.器に盛付けたら万能ネギを散らす。

根菜類はシャキシャキした歯ごたえが楽しめる食材である反面、義歯を使用している方、口腔内に何らかのトラブルがある方、まだ歯の生え揃っていない子どもにとっては、硬さがネックになって避けてしまいがちな食材のひとつ。そんな方は、小さく切ったり、ミキサーにかけてポタージュにするのもおすすめです。細かく切ったりミキサーにかけても、食物繊維量はほぼ変わりません。根菜類を多めの水や出し汁で煮てからミキサーにかけ(またはマッシュする)、牛乳でのばすと簡単にポタージュスープが出来ます。

秋の味覚を楽しみながら、食物繊維をしっかり摂って、体調を整えましょう!

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