5月から真夏日が観測されて、暑い日が続きます。
急激な気温の変化で「なんとなく身体がだるい」「朝からやる気がでない」「食欲がない」などの症状はありませんか?また、食事量は変わらないのに便秘かな・・・と感じることはありませんか?
春から夏にかけては、暑さに対する体の準備ができていないため、体調不良や「かくれ脱水(脱水症になりかけているのに、気がつかず有効な対策がとれていない状態)」になりやすい時期です。気温が高く、汗をたくさんかいて身体が脱水状態になると、便の水分量が少なくなり硬い便になってしまうことがあります。
小さな子供は大人より地面に近い場所にいるため、気温が高い環境にいて汗を大量にかきます。また、高齢の方は喉の渇きに気づきにくいこともあります。水分を摂るつもりで、糖分やカフェインを多く含む飲料やアルコールを飲んでいても水分補給にはなりません。逆に利尿作用などにより体の水分が失われてしまいます。水や麦茶などカフェイン・糖分を含まない飲料を喉が渇く前に飲むように心がけましょう。
★水分補給のポイント★
1、のどが渇く前に飲む(のどが渇いたと感じた時はすでに脱水が始まっています)
2、冷たすぎない温度で飲む(胃腸が冷えると消化機能が低下し、不調の原因になることがあります。氷は入れない方が良いでしょう。)
3、カフェイン、糖分が少ない飲料を選ぶ(カフェインは利尿作用があるため。スポーツドリンクなど糖分の多い飲料は飲み方に注意しましょう。水、麦茶、ルイボスティー、ハーブティー、市販のカフェインレス飲料などがおススメです。)
4、一日1.5Lを目標にこまめに飲む(一度にたくさん飲んでも身体に吸収されずに排泄されてしまいます。一度に飲む量は100から150mlを目安にしましょう。)
かくれ脱水や便秘予防だけでなく、季節の変わり目を快適に過ごすためにも規則正しい生活習慣は大切です。「早寝 早起き 朝ごはん」、「栄養バランスのよい食事」、「適度な運動や休息」などできることから取り組んでみませんか?
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