「とうがん(冬瓜)」の旬をご存知ですか?
冬の瓜と書くので寒い時期のイメージもああるかと思いますが、じつは7月から8月に旬を迎える夏野菜です。
皮が厚く水分が失われにくいので、夏に収穫して風通しの良い冷暗所に置いておくと2ヶ月から3ヶ月は保存ができ、「冬までもつ」との意味から『冬瓜』と名づけられたそうです。また、とうがんが熟したときに皮の表面に白い粉が付き、それが雪に見えることから『冬瓜』との説もあります。
収穫量は多い順に沖縄県・愛知県・岡山県で、全体の6割を占めますが、4位には当院のある神奈川県がランクインしています! (2014年農林水産省のデータによる)
とうがんは95%が水分で低カロリー、ビタミンCが豊富です。食欲がない時の一品にとうがん料理はおススメです。当院の入院食でも濃い目のだし汁で炊いた「白煮」や「サラダ」「スープ」などをご用意しています。
「とうがんサラダ」
1、とうがんは皮をむいて種を取り、さいの目に切って軟らかくなるまで茹でる
2、荒熱をとって、さいの目に切ったトマトやミックスビーンズと一緒にお好みのドレッシングで和える
3、器にレタスなどを敷いて、2のドレッシングで和えたとうがんを盛付ける
*とうがんは食物繊維量が少ないので、オクラやミックスビーンズ、大豆など食物繊維を多く含む食品と一緒に摂りましょう
6月21日に「とうがんサラダ」を取り入れた行事食をご用意しましたのでご紹介します。
【 夏至 】
A食:新生姜ご飯・手作り揚げ春巻き・れんこん金平・とうがんサラダ・ずいき味噌汁
エネルギー638kcal 食物繊維8.5g 塩分3.4g
B食:新生姜ご飯・白身魚のマヨネーズ焼き・れんこん金平・とうがんサラダ・ずいき味噌汁
エネルギー624kcal 食物繊維8.0g 塩分3.4g
新生姜ご飯の作り方はこちらをご覧ください
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これからの行事食
7月7日 七夕
7月20 土用の丑
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