梅雨入りが宣言され、落ち着かない毎日ですがどのようにお過ごしですか?
蒸し暑くて食欲が落ちていませんか?こんな時こそ食べること、そして水分補給を見直しましょう!
私たちの身体は体重の約60%が水分です。この水分によって、栄養素の運搬・老廃物の排出・体温調節などが行われ、生命を維持しています。汗をかいたり、排泄をしたり、呼吸をすることで水分が体外に排出されるので、"水分を補給する"という行為が必要になってくるのです。
のどが渇いたと感じたら脱水が始まっている証拠です。渇きを感じてから水分を摂るのではなく、感じる前に水分を摂るよう心がけましょう。
特に高齢者は喉の渇きを感じにくくなってきますので、タイミングを決めて摂ると良いですね。
また、脱水は食事摂取量の不足からも起こります。蒸し暑く食欲が低下するこの時期は注意が必要です。
≪水分補給のポイント≫
1.こまめに補給する
一気にたくさん飲むと尿として排泄される量が増えてしまいます。1回に飲む量は100ccから150cc位がおススメです
2.冷たいものばかりたくさん飲むのはNG
暑いからといって冷たい飲み物ばかり飲んでいると、胃腸の機能が弱まり食欲不振につながります
3.カフェイン含有量の少ないものを選ぶ
カフェイン含有量の多い飲み物は、利尿作用が強いため水分補給になりません
4.アルコールは水分補給になりません
5.甘くない飲料水を選ぶ
砂糖の摂り過ぎは肥満や高血糖の原因になるだけでなく、疲労感を増強させます。腸の運動も鈍くしてしまいます
清涼飲料水は運動時や大量に汗をかく時以外は控えましょう
また、食物繊維の働きを十分に活かすためにも水分が必要不可欠です。1日1.5Lの水分補給とバランスの取れた食事で、よりよい排便習慣を身に付け・蒸し暑い夏を元気に乗り切りましょう!
【カフェインの少ない(含まない)飲み物】
水 ・ 麦茶 ・ ほうじ茶 ・ 黒豆茶 ・ そば茶 ・ 杜仲茶 ・ ゴーヤ茶 ・ タンポポ茶 ・ ルイボスティーなど
さて、去る6月21日は夏至でした。一年のうちで最も昼が長い日です。
当院では6/21夕食に≪夏至≫の行事食をご用意しました♪
【 夏 至 】
A食:さば塩焼 B食:かき揚げ
エネルギー648kcal 塩分3.4g 食物繊維6.7g エネルギー681kcal 塩分3.2g 食物繊維7.7g
共通メニュー:たこ入り新生姜ごはん・冬瓜の冷やしあんかけ・清まし汁・フルーツポンチ
たこ・・・関西では、『たこの八本足のように稲が深く根を張るように』と祈願して、夏至の 日にたこを食べる風習があるそうです。たこにはうま味成分であるタウリンが多く 含まれており、血中コレステロールの増加を抑え動脈硬化の予防に効果があります。
冬瓜・・・冬瓜の95%は水分で出来ており、カリウムを多く含んでいます。
カリウムは、体内の余分な塩分や老廃物を排出させる働きがあります。
旬の食材は、おいしく・栄養価が高く・経済的です。
夏野菜は、水分やカリウムを多く含んでいるものが多く、身体にこもった熱をクールダウンしてくれる働きがあります。きゅうり・トマト・なす・冬瓜・ゴーヤ・ピーマン・オクラ・とうもろこし・すいか・・・など、旬の食材をたっぷり摂って暑さに負けない身体を作りましょう!
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来月の行事食
7月 7日 七夕
7月 29日 土用の丑
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