ご入学・ご進級・ご就職の皆さま
おめでとうございます!!
当院のある横浜では、まだ朝晩は肌寒いときもありますが、暖かく風の強い日が続いております。花粉症の方にはまだまだツライ時期ですね・・・
街中では色とりどりの花が咲き、店先には今が旬の食材も並んで春の気分を盛り上げてくれます。
春野菜・春山菜は苦味が強いのが特徴で、日本では古くから『春には苦味を盛れ』と言われています。
なぜでしょう...植物が春に芽吹き成長するために必要な栄養素がじっくりとため込まれているからです。
それゆえに、春野菜は栄養豊富!解毒作用や抗酸化作用が期待できるんですね!
今日、ご紹介させていただく ≪ ふき ≫ もそのひとつ!
生のふきは、下処理に手間がかかり量も多いので敬遠してしまいがちですが、水煮のものとは香りが違います。
食物繊維は ふき100gで1.1g(不溶性食物繊維1.0g:水溶性食物繊維0.1g)です。
今年はおうちで挑戦してみませんか?
*筍の下処理はこちらをご覧ください
【 ふきの下処理方法 】
1.ふきに塩をまぶして、板ずりする(まな板に押し付けるようにして転がす)
*葉っぱは切り落とします
*ふきは茹でる鍋の大きさに合わせて切っておきましょう
*塩の分量はふきの2本に対して大さじ1くらい(はじの方まで忘れずに!)
2.ゆでる
*塩を付けたままゆでます!
目安は4分位(重曹を少量入れると色鮮やかになります)
*軟らかくなったらゆで汁にいれたまま冷ます
3.皮をむく
*ふきの端っこをひとまとめにすると一度でむけますが、無理なときはこまめにむきましょう
4.小分けにして冷蔵庫で保存
*早目に使い切りましょう!
【 ふきを使ったお料理のご紹介 】
ふきの白煮・ふきの味噌煮・ふきと油揚げの炒め煮・ふきと牛肉のオイスターソース炒め・ふきの肉巻き・ふきの味噌汁 など
◇ ふきの白煮 ◇
◎下処理したふきを 塩・料理酒・みりん・だし汁(0.5: 1 : 3 : 5) で煮ます
◇ ふきの味噌煮 ◇
◎下処理したふきを 砂糖・醤油・味噌・だし汁(2:1:2:5)で煮ます
*写真は油揚げとこんにゃくを入れています
◇ ふきの肉巻き ◇
◎豚肉スライスに下味を付けます(みりん・醤油・料理酒(1:2:1))
*塩コショウや焼肉のたれでもOK
◎豚肉の片面に小麦粉を適量まぶします
◎小麦粉をまぶした面に下処理したふきをななめに置いて巻いていきます
◎巻き終わりを下にして焼きます
*ラップしてレンジにかけてもOK
*豚肉が重なっているところがあるのでしっかり加熱しましょう
さて、当院では去る4月3日の昼食に「お花見」をテーマにした行事食をご用意しましたのでご紹介いたします。
【お花見】
A食:豚肉の照焼き B食:煮魚
エネルギー483kcal 食物繊維7.0g 塩分2.2g エネルギー476kcal 食物繊維7.0g 塩分2.5g
共通メニュー:桜おこわ・ふきの味噌炒め・菜の花のからし和え・フルーツ盛合せ
付け合せには春らしく芽キャベツと筍を添えました。
桜おこわはうるち米ともち米を合わせて炊き、ゆかりを混ぜ合わせています。
豚肉の照焼は塩麹を入れることによって柔らかく仕上がりました。
ふき・筍・芽キャベツなど春の食材を使用し食物繊維もたっぷり摂ることが出来ました。
ぜひ皆さんも今が旬の春の味覚を味わってみませんか!!
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来月の行事食
5月5日 子供の日
5月11日 母の日
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