『う』の付くものを食べよう!


梅雨が明けてから、暑い日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか?
今年の夏も熱中症が心配されます。水分補給とともにミネラル補給も取り入れましょう!!

 
先週金曜日27日は、夏の行事食のひとつとして知られている 『土用丑の日』 でした。
『 う 』の付くもの・・・お召し上がりになりましたか?

当院では昼食に 【 うなぎの蒲焼 】 をご用意させていただきました。

foodpic2580902.jpg○ ご飯
○ もずくスープ
○ うなぎの蒲焼
○ 冬瓜サラダ
○ フルーツ(本日はパイナップル)
○ 野菜ジュース


 
 
 
 
 
 
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コラム ☆ 夏の土用 丑の日とは・・・?

土用とは、立春(2月4日頃)・立夏(5月5日頃)・立秋(8月7日頃)・立冬(11月7日頃)の前18日間をさし
その中の丑の日が「土用 丑の日」です。では「夏の土用 丑の日」 にウナギを食べるようになったのはなぜでしょう?
 
 
『 幕末の蘭学者、平賀源内がウナギ屋さんから夏場はウナギが売れないと相談されて、
 店頭に ≪ 本日、土用丑の日 ≫ と書いた紙を貼りだしたところ、大繁盛した・・・ 』
 
これがきっかけで、「夏の土用 丑の日」にウナギを食べる習慣が一般化したとされています。
土用丑の日には他に 土用しじみ、 土用もち、 土用たまご、などを食べる習慣もあり、
いずれも精の付くものとして取り入れられていたようです。
 
『 う 』 が付くものを食べると病気にならない、という言い伝えもあります。
『 ウナギ 』 以外にどんな食べ物があるでしょうか・・・?
 
うどん、梅干し、うり、うに、うし(牛肉) ・・・
みんなで考えても楽しいかもしれません(^0^)
 
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暑いと ついさっぱりした食事に偏りがちです。
ウナギは疲労回復に有効なビタミン類が豊富で、エネルギー源としての脂質を多く含みます
滋養強壮に効き、夏バテ防止にぴったりではないでしょうか!?
 
メディアではうなぎの高騰が取り上げられていましたが、近隣のウナギ屋さんでは午前中に
行列が出来ていました! スタミナ料理の定番なんですね!!
ちなみに・・・天然もののウナギの旬は、産卵に向けて脂がのる 秋 とされています。

 
行事食の献立から ≪ もずくスープ ≫ と ≪ 冬瓜サラダ ≫ をご紹介いたします。

 
【 もずくスープ 】
材  料  (作りやすい量 4人分)   《 1人前あたり 約15kcal  食物繊維 約1.2g 》

   もずく(塩抜き)・・・200g
   鶏ガラスープ・・・150cc
   しょうゆ・・・・・小さじ2
   料理酒・・・・・小さじ1
   塩・こしょう・・・少々
   白ごま・・・・・少々
   絹サヤ・・・・・8枚くらい

1. もずくを洗い、調味料を加えた鶏ガラスープに入れて煮る。
2. 茹でた絹サヤを半分に切って、白ごまと一緒に飾る。

* 絹サヤ以外では、カイワレ大根や長ネギなどもおススメです!!
   野菜が入っていると、つい飲み込んでしまいがちの もずく料理もよく噛んで頂くことが出来ます。

 

【 冬瓜サラダ 】
材  料  (作りやすい量 4人分)   《 1人前あたり 約40kcal  食物繊維 約2.2g 》

   とうがん・・・200g
   そら豆・・・100g
   黄ピーマン・・・20g
   赤ピーマン・・・20g
   フレンチドレッシング・・・20g
   ゴマドレッシング・・・20g
   水菜・・・・・10g

1. とうがんは7,8ミリのサイコロ切りにして茹でて、冷ましておく。
2. そら豆は茹でて皮をむいておく。
3. 黄ピーマン・赤ピーマンはみじん切りにしてさっと茹でてから、冷ましておく。
4. 3のピーマンとドレッシングを混ぜる。
5. 水菜を5センチ弱の長さに切って、器に敷く。
6. 水菜の上にとうがん・そら豆を盛り付けて、4のドレッシングをかける。

* 食べる直前まで冷蔵庫で冷やしておくと、より一層美味しく頂けます^0^
* とうがんの食感とそら豆の旬の香りをぜひお楽しみください!!
 
 
8月になりました・・・夏バテ・熱中症・便秘症の防止にしっかり食べて乗り切りましょう!
 
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来月の行事食は 『 夏のお楽しみ料理 』 を予定しています。
 
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