今月の行事食は『夏至』に行いました。
夏至は一年のうちで昼間の時間が一番長い日です。
これから暑くなるのに日照時間は短くなるなんてフシギですね・・・
A食 : 牛タン塩こうじ焼き B食 : 麦ごはんの三色丼
エネルギー697kcal 食物繊維11.1g 塩分2.6g エネルギー629kcal 食物繊維9.8g 塩分2.5g
共通メニュー : ずいきの煮物 ・ 豆まめサラダ ・ ワカメスープ
*当院では排便コントロールのために食物繊維の多い食事を提供しております。
栄養価もエネルギー・塩分と食物繊維量を表示しております。
食物繊維たっぷりの「ずいきの煮物」と「豆まめサラダ」の作り方をご紹介します。
【 ずいきの煮物 】
材 料 (作りやすい量 およそ5人分) ≪1人前あたりの食物繊維量 8.1g≫
干しずいき ・・・ 40g
油揚げ ・・・ 15g
油 ・・・ 少々
しょうゆ ・・・ 大さじ1
みりん ・・・ 大さじ1
料理酒 ・・・ 小さじ1
万能ねぎ ・・・ 少々
作 り 方
1. 干しずいきは洗ってから15分ほど水に浸して戻し、2-3cm長さに切る。油揚げを短冊に切る。
2. 鍋に油を入れて ずいき を炒め、油揚げ・調味料と水(適量)を加えて ずいき が柔らかくなるまで煮る。
3. 器に盛り付け、刻んだ万能ねぎを散らす。
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「ずいき(芋茎)」って?
里芋のくき(茎)の事で、乾燥させたものが「干しずいき」です。地方によって 「芋がら」、
「わりな(割菜)」、 「ずきかんぴょう(髄茎干瓢)」などと呼ぶそうです。
食物繊維や鉄分・カリウムなどが豊富で、便秘予防だけでなく貧血症や高血圧症にもよいとされる食材です。
味噌汁に入れたり、下味をつけて和え物にしても美味しいそうです。
昔ながらのおばあちゃんの味!作ってみませんか?
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【 豆まめサラダ 】
材 料 (およそ4人分) ≪1人前あたりの食物繊維量 3.4g≫
乾燥めかぶ ・・・ 12g ( 味付けめかぶの場合は1パック )
枝豆(冷凍) ・・・ さやなしで60g (さやつきで ふたつかみくらい)
大豆水煮 ・・・ 60g
オクラ ・・・ 4本
長いも ・・・ 40g
スイートコーン(缶/冷凍) ・・・ 60g
お好みのドレッシング(今回は ごま焙煎ドレッシング を使用しました)
作 り 方
1. 乾燥めかぶはたっぷりの水に浸して戻し、ざるにあけて水を切っておく。
2. 枝豆は水に浸して解凍し、さやから豆を出しておく。
3. オクラはゆでて薄くスライスする。長いもは皮をむいて大豆と同じくらいの大きさに切っておく。
4. 材料を全て合わせ、お好みのドレッシングであえる。
☆ パプリカや玉ねぎなどの野菜を加えたり、ツナ缶やささみ肉を加えて素麺や冷製パスタのトッピングに
してもよいですね。
これからますます暑くなり食欲も低下しがちです。少量でもバランスの良い食事に心がけて夏バテ防止・
便秘予防につとめましょう。水分補給も忘れずに!
また、細菌性の食中毒にも注意が必要です!!
<< 食中毒予防のポイント >>
1) 肉や魚などの生鮮食品は買い物の最後にする
最初の方に選んでしまうと、常温で持ち歩くことになります。
買い物の後に車内に放置しない。保冷バックを活用し食材の温度変化をおさえましょう。
3) 冷蔵庫を過信しない
冷蔵庫に入れておけば安心・・ではありません。
庫内の整理整頓も大切です。詰め込みすぎは要注意!!
節電にもつながりますよ。
4) 調理前や食事の前に手を洗う
5) 加熱調理では中心までしっかり火を通す
温かいものは温かいうち!冷たいものは冷たいうちにいただきましょう!!
加熱後冷ましてから食べるものは、流水や氷を使って急冷することが大切です。
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来月の行事食
7月7日(土) 七夕
7月27日(金) 土用の丑 【う】のつくものを食べて夏バテの予防をしましょう
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